堀江貴文『徹底抗戦』
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ホリエモンの本読んでみた。ライブドア事件の話がメインで、拘置所にいるときの話とか、事件に関連する人物について、堀江さんから見た感想がかかれているんだけど、いままで読んでた事件の本とはまた違っていてなかなか面白い。まあ内容はあんまり濃くないので、さっと読めちゃう。
印象に残った箇所は、逮捕された後に社長になった元弥生社長の平松さんの社長就任について、「ネットのことも、ファイナンスものこともほとんど分かっていない人物だった。辞退すべきだったと思う。...その後の会社が迷走を続けていることを考えると、その考えは間違っていなかったと思う」などと否定的だったところ。当時自分がニュースで見たときは、うまく会社が回るようになったのかな、としか思わなかったのでちょっと意外。
あとSBIの北野吉孝氏がホワイトナイトになる前に、ホリエモンにどうしても会いたいと来て、「君は天才だね!誰でも思いつくもんじゃない」と言って共同のファンドを作ろうと提案してきてたらしい。それで、後になってホリエモンを散々叩くのもなんかなぁ…。表裏激しいね。