ロバート・A・ハインライン『夏への扉』
- 作者: ロバート・A・ハインライン,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1979/05
- メディア: 文庫
- 購入: 46人 クリック: 601回
- この商品を含むブログ (481件) を見る
『夏への扉』を読んだ。コールドスリープを使った未来への時間旅行の話。はじめなかなか気持ちがついていかなかったけど、途中から面白くなってきて一気に読めた。ちょっと雑な感じもするけど、なかなか面白い。
30年前から2001年の世界を想像して書いてるんだけど、なかなか想像通りには世の中は進んでないもんだねえ。お手伝いロボットはいないし、完璧な虫歯治療もないし、振るだけで火のつくタバコもない。そこまですごい変化ってないのかなぁ。あまりにも慣れすぎてて、気がつかないだけなのかな。次の30年後の2039年はもっと進んだ世界になってるんだろうか?
ハヤカワ文庫のSFものってほとんど読んだことなかったんだけど、なかなか面白いかも。アシモフとか読んでみようかな。有名だけど一度も読んだことないので。
そうそう、ハヤカワ文庫のSFで1冊だけ読んだのがあった。『ヴァーチャル・ガール』。
- 作者: エイミー・トムスン,Amy Thomson,田中一江
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/10
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (45件) を見る
なぜか家に文庫があったので暇つぶしに読んだんだけど、かなり面白かった記憶が。ロボットの自我が目覚めていく過程が、読んでて非常にワクワクした。